寺⽥倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役:寺田航平)が運営する建築倉庫ミュージアムは、緊急特別企画として、「隈研吾・西澤明洋が語るアフターコロナの建築とデザイン -建築倉庫×クリエイティブナイト-」を2020年5月14日(木)19時よりYouTubeにてライブ配信する。 建築倉庫ミュージアムは現在、新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止のため臨時休館中だが、この期間にも建築および建築模型の魅力をより多くの方に伝えるために、オンラインコンテンツの充実に力を入れている。
今回は、建築倉庫ミュージアムの取り組みのひとつである「建築領域における可能性の拡張」に対し、様々なジャンルのクリエイターを招いたトークセミナー「クリエイティブナイト」を主宰する株式会社エイトブランディングデザインに共鳴いただいたことから、本コラボレーションが実現した。
登壇者には、同社代表であり、アーキテクチュアル・シンキング(建築的思考術)を提唱するブランディングデザイナー・西澤明洋氏と、建築倉庫が運営する模型保管サービス「ARCHI-DEPOT ONLINE」にて、数多くの建築模型を保管する建築家・隈研吾氏をお迎えする。「アフターコロナの建築的思考術」、「建築×ブランディング」、「建築模型の価値」等をキーワードに、第一線で活躍する両氏が、「今」考える建築とデザインについて語る。
【建築倉庫について】
建築倉庫は、建築模型の価値・建築文化の発信をする展示・保管施設です。
■建築倉庫ミュージアム
https://archi-depot.com
建築文化の魅力発信を目的とした建築倉庫ミュージアムでは、会期ごとに企画展を実施しています。各回の企画趣旨に沿って、建築模型をはじめ、図面、写真、ビデオ作品、ドローイングなどの資料も展示。今までにない新しい視点からの考察をもとに、建築文化との出会いを創出します。
■倉庫見学
建築模型は、設計者の思考プロセスを伝える重要な資料として、また完成度の高い芸術作品としても評価されています。建築模型を専門とした『模型保管庫』では、建築家や設計事務所からお預かりした600点以上の模型を保管、一部作品を公開しております。ミュージアムにご入館されたお客様には、当日予約に限り(時間指定制)模型保管庫の見学が可能です。見学スケジュールについては下記WEBサイトをご覧ください。
U R L:https://archi-depot.com/exhibition/backroom-visiting
■ARCHI-DEPOT ONLINE
https://online.archi-depot.com
建築模型文化・若手の建築家をワールドワイドに紹介することを目的としており、建築模型のポートフォリオ制作・閲覧機能ならびに模型保管機能も備えた世界初のWEBサービスです。ARCHI-DEPOT ONLINEを通じて、模型保管庫への預け入れが可能です。
【寺田倉庫について】
社 名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代 表 者:代表取締役 寺田航平
所 在 地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設 立:1950年10月
U R L:http://www.terrada.co.jp/ja/
【本イベント及び建築倉庫ミュージアムに関するお問い合わせ先】
E-MAIL :info.archi-depot@terrada.co.jp
2020.05.07
1976年滋賀県生まれ。株式会社エイトブランディングデザイン代表。ブランディングデザイナー。「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、商品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っている。「フォーカスRPCD®」という独自のデザイン開発手法により、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた、一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がける。主な仕事にクラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana's green tea」、ヤマサ醤油「まる生ぽん酢」、サンゲツ「WARDROBE sangetsu」、芸術文化施設「アーツ前橋」、手織じゅうたん「山形緞通」、純金工芸「SGC」、農業機械メーカー「OREC」、ブランド買取「なんぼや」、ドラッグストア「サツドラ」、博多「警固神社」、など。著書に『アイデアを実現させる建築的思考術』(日経BP社)、『ブランドをデザインする!』(パイ インターナショナル)などがある。グッドデザイン賞をはじめ、国内外100以上の賞を受賞。
関連サイト1954年生まれ。東京大学建築学科大学院修了。1990年隈研吾建築都市設計事務所設立。2009年~2020年3月、東京大学教授。2020年4月より東京大学特別教授。1964年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。
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