ライフスタイルを提案する企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:増田宗昭、以下「CCC」)が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大を受け、危機に直面している様々な文化の灯をこれからもともし続けるために、文化を支援し、応援をしていく「カルチュア・サポート・プロジェクト by CCC」を開始。
第一弾は、映画への支援を行う。映画館の上映自粛により、100作品以上におよぶ様々な映画作品の上映が延期や中止になり、長い時間をかけて地域に映画文化を育んできた全国の小規模映画館「ミニシアター」が運営の危機に晒されている。映画業界に深く関わりを持っているCCCグループは、2020年5月1日(金)~5月14日(木)の2週間、1ポイントから寄付できる「Tポイント募金」によって、ミニシアターの運営継続を目的とする「ミニシアター・エイド基金」への支援を開始する。その後は、映画館の休館により公開中止や延期を余儀なくされた映画作品への支援や、クリエイターへの支援につながる活動を行いながら、映画そのものの持つ魅力も発信をしていく予定だ。
Tポイント募金×ミニシアター・エイド基金
https://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=627
◆ミニシアター・エイド基金の発起人である深田晃司監督と濱口竜介監督からのコメント
これまでの人生で何軒のTSUTAYAにお世話になっただろうか。引っ越すたびに近所にはTSUTAYAがあった。いつのまにかTポイントはコンビニでもカフェでも使えるようになっていた。映画が日常に越境してくる感覚が不思議で、なくても困らないかも知れないけどあるとちょっと嬉しいTポイント。その小さな幸せを少しだけミニシアターに分けてもらえないでしょうか。ビデオ屋さんにソフトが届く入り口にはいつだって映画館がありました。
映画監督 深田晃司
コロナ禍による外出自粛の状況があり、経営基盤の弱いミニシアターはいま経営の危機にあります。TSUTAYAさんのTカードをお持ちの方は、必然的に映画好きの方もきっと多いのではないかと思います。たとえば映画レンタルで溜まっていたTポイントを、可能であればミニシアターの支援に使っていただけたら。そのことが、映画の豊かさを守ることにつながります。よろしくお願い致します。
映画監督 濱口竜介
【Tポイント募金×ミニシアター・エイド基金の概要】
【「ミニシアター・エイド基金」の概要】
「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となって有志で立ち上げたMotionGalleryのクラウドファンディングを用いたプロジェクト。支援先の「ミニシアター・エイド基金」参加劇場一覧は下記サイトよりご覧いただけます。
https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid
2020.05.07