東京オリンピック開催を目前に、
より多くの人に情報を伝えるための要素とは何なのかを
考えているデザイナーも多いだろう。
情報伝達が多様化の一途をたどり、個人であれ企業であれ、
情報発信がグローバルに行える時代になった。
そのような時代背景の中、グラフィックデザイナーに
求められている役割や表現とは何だろう。
本書では、このような時代だからこそ、
改めてグラフィックデザインの原点に立ち戻り、
人の心を揺さぶる優れたデザインの定義とは何かを、
第一線で活躍するアートディレクターの仕事から、紐解いてみる。
-Contents-
●SAMURAI 佐藤可士和
●FLAME 古平正義
●キギ 植原亮輔
●吉田ユニ
●EVERY DAY IS THE DAY 佐藤夏生
●相澤事務所 相澤幸彦
●OUWN 石黒篤史
●電通 八木義博
●連載:佐藤可士和の視点とデザイン
唯一無二のライブ体験を通して、デザインの魅力を豊かに伝える
千原徹也 × 佐藤可士和
◇CULTURE NOTE[カルチャー編]
◇Digital Pictures NEWS
アイデアの蓄積に役立つデジカメ
◇クリエイターズ・バリュー 加賀友禅プロジェクト
新ブランド立ち上げメイキング
◇Creator's Value Special Edition
プロフェッショナル フォトグラファー&レタッチャー 46 人の仕事
◇デザインノートNo.83 発行記念トークイベント
AFTER REPORT!
◇クリエイターズ・バリュー ギャラリー
定価:1,600円+税
ISBN:978-4416519868
2019年3月26日発売
誠文堂新光社HP:https://www.seibundo-shinkosha.net/magazine/art/25451/
2019.3.26
1965年東京生。クリエイティブディレクター。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。同年「SAMURAI」設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発まで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。グローバル社会に新しい視点を提示する、日本を代表するクリエイター。主な仕事に国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザイン、ユニクロ、セブン-イレブン、楽天グループ、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。近年は武田グローバル本社、日清食品関西工場など大規模な建築プロジェクトにも従事。文化庁・文化交流使(2016年度)として、日本の優れた商品、文化、技術、コンテンツなどを海外に広く発信することにも注力している。著書に『佐藤可士和の超整理術』(日経ビジネス人文庫)、『聞き上手話し上手』(集英社)、『佐藤可士和の打ち合わせ』(ダイヤモンド社)ほか多数。毎日デザイン賞、東京ADC賞グランプリ、東京TDC賞金賞、朝日広告賞グランプリ、亀倉雄策賞、日本パッケージ大賞金賞ほか多数受賞。
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