デザインノートNo.87

           
デザインノートNo.87
特集 独立・起業 成功マニュアル

特集:デザイナー・アートディレクターのための独立・起業 成功マニュアル

いつかは独立して起業する。
また、起業して自分のチカラを試してみたい。
そう考えるのは多くのクリエイターの夢であり目標ではないだろうか。

しかし、一歩踏み出そうとすると多くの課題に直面し、やらなければならない項目が山積みである。
想像以上に多くの壁が立ちはだかるだろう。

起業前に準備しておくことは何か。
資金はどのくらい必要なのか。
クライアントをどうやって開拓していくのか。
今回の特集では「独立して起業」する際に必要な要素を、実例を交えてわかりやすく解説する。

また、デザイナーに求められる法律や権利、実例をまじえた「快適なオフィス選びのコツ」やクリエイティブ環境を整える時の強力なサポーターなど実践に即したわかりやすい解説を心掛ける。
また第一線で活躍する先輩たちの独立ストーリーなど先輩自らの体験談をもとに、普段なかなか聞くことのできないアドバイスを満載。

独立・起業を成功に導くための、手順や考え方を網羅した完全マニュアルだ。



- Contents -

◇第1章 独立のためのマニュアル
chap.01 独立・起業・フリーランス
chap.02 独立・起業の準備
chap.03 仕事を生み出す
chap.04 知っておきたい基礎知識(経理・事務作業)
chap.05 成功の秘訣
●いま、デザイナーに求められる、法や権利との向き合い方 デザインと法律/弁護士 水野 祐
●クリエイティブワーク環境をトータルにサポートしてくれる会社 Tooって知ってる?/Too
●押さえておきたい快適なオフィス選びのコツ/CityLights Tokyo

◇第2章 僕、独立しました!
●onehappy 小杉幸一の独立物語 
●独立までの道のり
●自分らしいオフィスをつくる
●one happy catering YUCALI インタビュー
●SPECIAL TALK 水野良樹(いきものがかり) × 小杉幸一

◇第3章 センパイたちの独立ストーリー。
●自分が何をやりたいか、何を持って成功とするのか、目標やコンセプトを明確に/SAMURAI 佐藤可士和
●会社運営を支えるのは自分らしさと、確かなロジック/バタフライ・ストローク・株式會社 青木克憲
●独立は、5年後、10年後在りたい自分に近づくための選択/Hotchkiss 水口克夫
●遠回りしてもいい。〝動く〟ことが成功への唯一の近道/cosmos 内田喜基

●連載:佐藤可士和の視点とデザイン
あるべき姿をプロトタイピングし、業界の未来を切り開く
谷尻 誠(建築家)× 佐藤可士和

●原ゼミ 卒展までの道のり
武蔵野美術大学 基礎デザイン学科 原ゼミ

●Creator's Value Special Edition
デザイナー27人の仕事



定価:1,600円+税
ISBN:978-4416519899
2019年9月26日発売

誠文堂新光社HP:https://www.seibundo-shinkosha.net/magazine/art/31207/

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佐藤可士和

佐藤可士和

1965年東京生。クリエイティブディレクター。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。株式会社博報堂を経て2000年独立。同年「SAMURAI」設立。ブランド戦略のトータルプロデューサーとして、コンセプトの構築からコミュニケーション計画の設計、ビジュアル開発まで、強力なクリエイティビティによる一気通貫した仕事は、多方面より高い評価を得ている。グローバル社会に新しい視点を提示する、日本を代表するクリエイター。主な仕事に国立新美術館、東京都交響楽団のシンボルマークデザイン、ユニクロ、セブン-イレブン、楽天グループ、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、ふじようちえん、カップヌードルミュージアムのトータルプロデュースなど。近年は武田グローバル本社、日清食品関西工場など大規模な建築プロジェクトにも従事。文化庁・文化交流使(2016年度)として、日本の優れた商品、文化、技術、コンテンツなどを海外に広く発信することにも注力している。著書に『佐藤可士和の超整理術』(日経ビジネス人文庫)、『聞き上手話し上手』(集英社)、『佐藤可士和の打ち合わせ』(ダイヤモンド社)ほか多数。毎日デザイン賞、東京ADC賞グランプリ、東京TDC賞金賞、朝日広告賞グランプリ、亀倉雄策賞、日本パッケージ大賞金賞ほか多数受賞。

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原研哉

原研哉

原研哉 1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。 「RE-DESIGN―日常の21世紀」展をはじめ、「HAPTIC」「SENSEWARE」「Ex-formation」など既存の価値観を更新するキーワードを擁する展覧会や教育活動を展開。また、長野オリンピックの開・閉会式プログラムや、愛知万博のプロモーションでは、深く日本文化に根ざしたデザインを実践した。 2002年より無印良品のアートディレクター。松屋銀座、蔦屋書店、GINZASIXなどのVIを手掛ける。外務省「JAPANHOUSE」では総合プロデューサーを務めた。2019年Webサイト「低空飛行」を立ち上げ、観光分野に新たなアプローチを試みている。

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