PLAY! MUSEUMのオープニングを飾る「tupera tuperaのかおてん.」は、さまざまな絵本賞を受賞し、人気を博すクリエイティブ・ユニットtupera tupera(ツペラ ツペラ)による「顔」をテーマにした企画展。ベストセラー絵本『かおノート』をはじめ、tupera tuperaにとって「顔」はアイデアとユーモアの源泉。この展覧会では、『かおノート』『こわめっこしましょ』などの「顔」をテーマにした絵本原画をはじめ、映像作品《かおつくリズム》、さらに謎の《床田愉男(ゆかだゆかお)》との顔遊び、また2メートルの大きな顔が並ぶ新作《かお10(テン)》など、平面・映像・立体とさまざまな表現の新作が展示される。さらに、来場者は入場特典の「かおシール」で変身し、作品の一部になるなど、来場者同士でも楽しむことができる仕掛けが施されているほか、展覧会の楽しさを持ち帰ることのできる「かおルーペ」も付属。併設のPLAY!SHOPやPLAY!CAFEにも「顔」にちなんだオリジナルグッズやオリジナルメニューが用意される予定だ。同時開催のPLAY! MUSEUMの開館記念常設展「エリック・カール 遊ぶための本」(2020.04.10 2020.06.10~2021.03.28)と併せてお楽しみいただきたい。
2020.04.06
亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、工作、ワークショップ、アートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。 著書に『かおノート』(コクヨ)『やさいさん』(学研教育出版)『いろいろバス』(大日本図書)『うんこしりとり』(白泉社)など多数。海外でも様々な国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本『しろくまのパンツ』(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014(マルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、『パンダ銭湯』(絵本館)で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、『わくせいキャベジ動物図鑑』(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。武蔵野美術大学油絵学科版画専攻客員教授。
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