専門学校 HAL大阪 昼間部[2年制] ゲーム学科
学生インタビュー 天野真由子さん

専門学校 HAL大阪 昼間部[2年制] ゲーム学科
学生インタビュー 天野真由子さん
大学卒業後、ゲーム制作を学べる専門学校へ進学
将来の夢はゲームクリエイター

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専門学校 HAL大阪 昼間部[2年制] ゲーム学科 
天野真由子 Amano Mayuko

小さい頃からとてもゲームが好きでした。一言で言えば、何をやっても、とにかく楽しい。それは、"現実世界ではありえないような世界観に触れて未知の体験をすることができる"という一言に尽きると思います。ですが、ゲームをプレイするのは好きでも、ゲームをつくる方向に行こうとは正直、思ってはいませんでした(笑)。きっかけはそれこそコロナです。

私はコロナで日本がざわめいたとき、ちょうど文学部の大学4年生で就職活動中でした。当時は、緊急事態宣言が発出され、大学へ行くことは当然なく、必然的に、私も自宅で過ごすことを余儀なくされました。それまでと生活がガラリと変わり、就職活動中の身でありながらも逆に時間を持て余す日々、その時に出会ったあるゲームが私の人生を変えたといっても過言ではありません(笑)。

本来ならば、ただ、ゲームをプレイして終わりだったものが、「もう少しこの世界観を色々な観点から知りたいな」「裏側をみてみないな」となっていき、YouTubeやニコニコ動画で、そのゲームのプロデューサーや開発者の声を聞くことが次第に多くなりました。その時に、「あっ、私がやりたいのは、もしかして、これかもしれない!ゲームをつくりたいんだ!」って気づいてしまったのです。

そこから、「就職するなら、ゲーム会社だ!」となって懸命に調べてみたのですが、当たり前にそれなりのスキルや知識が必要なんですよね。だから、当然、就職のスタートラインにも立てないことがわかって。なので、今、一生懸命、就職活動してもこれは駄目だなと思って、それでそのスキルを身につけるために専門学校に行く決意を固めました。

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しかし、両親は猛反対、「とにかく就職してほしい」の一点張り。両親への説得は大学卒業を間近に控えた2月まで続きましたが、最後に私の熱意が伝わったのか、両親も認めてくれることになりました。もちろん、就職することが約束なので、ゲーム業界の就職に強い専門学校を探して、それで、今の専門学校で学ぶことにしたのです。両親には本当に感謝しています。

学校は平日の9時30分から遅くて19時30分まで。この日は朝からあったり、午後からあったりという感じですが、時間的には大学時代とほぼ変わらないです。でも、大学と違うのは課題の量、この課題をこなすのに時間を使います。ですから、今はアルバイトもしていません。その時間すら、夢を叶えるための時間としています。

授業はオンラインと対面の併用で行われています。学校で実際に先生が授業をする、それがオンラインでもリアルタイムに受講することができるので、こういう時代ですから、状況に応じて、自分で選択できるのはとてもありがたいです。

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1年次では、ゲーム制作の基本となるC言語を徹底的に学びました。私は文系なので苦労したところもありましたが、今ではPythonなどの他の言語の理解も深められたようにも思います。それをスキルベースにして、ゲーム制作の課題を行います。

もちろん、3DCGをデザインするためのMAYAの操作を学ぶ授業もあります。今はアセットを先生が用意してくれることも多いですが、最終的には自分ですべて作らなければ卒業はできません。ひたすら、黙々とゲームを制作するという日々を送っています(笑)。

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そのほか、国家試験である基本情報技術者試験に挑戦し、無事合格したところです。これ以外にも学校にいる間に情報系の資格をいくつか取得する予定です。本当に大学時代よりははるかに勉強していますね(笑)。両親もこの姿には驚いています。やっぱり、夢、目的があるからでしょうか。クラスメイトの中には私のような大学を卒業して学び直しにきている学生もいます。

将来の夢はやはりゲームクリエイターです。RPGやシナリオやストーリー性の高いゲーム制作に携わりたいと思っています。



2022.08.07

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