「テプラ」PRO シリーズのスマートフォン専用モデル、ラベルプリンター「テプラ」PRO "MARK" SR-MK1が2020年10月1日(木)より発売される。ラベルプリンター「テプラ」が登場したのは1988年。誰でも簡単にラベルを作れて、オフィスや家庭で重宝される一方で、「少しかっこわるい」「後付け感がある」というイメージもあった。日々の暮らしのなかで、人はどんな時にラベルが必要だと感じるのか、またラベルに何を求めているのかという点に立ち返り、ラベルの用途提案から作成方法に至るまで、根本的に見直した結果、新しいコンセプトの「テプラ」PRO "MARK" SR-MK1が誕生した。
愛称の"MARK"は「示す」を意味し、新しいラベルの在り方を提案することで、「ラベリングによる新たな文化の創造をしたい」という想いが込められている。従来の家庭向け製品は低価格で必要最低限のスペックとなっていたが、既存のラインナップ構造を見直し、"MARK"は「テプラ」シリーズ最高クラスの解像度360dpi高精細ヘッドを採用。インテリアのテイストや趣味に合わせたデザインのラベルを印刷するのに十分なスペックを備えている。
専用アプリ「Hello」は、写真を見ながら欲しいラベルを探すところから楽しめる。特に目的がなかったとしても、写真やテンプレートを見ているだけでアイデアが浮かび、整理整頓のプロでもなくても、デザイナーでなくても、簡単に素敵なデザインで便利なラベルを作成することができる。
ラベルの作成方法は3種類。手早く簡単に作成できる「クイック作成」、調味料や洗剤など、様々なシーンに合わせて体裁が同じデザインをまとめて印刷できる「一括作成」、オリジナルデザインで作成できる「こだわり作成」が選べる。端末に保存した画像も使用可能で、お店のロゴや手描きのイラストなどを簡単にラベルにすることができる。データ形式は.pngと.jpg(jpeg)に対応している。
他にも「タイムラベル」機能を搭載。印刷したラベルにアプリから日時や曜日を紐づけることができる。設定した時間にあるとプッシュ通知が届き、賞味期限の管理やフィルター等の交換など定期的な予定の管理に活用することができる。普段の暮らしの中でラベルが機能していることをより実感できる設計となっている。
今後の「Hello」の展開としては、ラベルの活用事例を紹介するコラムの配信や、ラベルデザイン、テンプレートなどコンテンツの配信を予定している他、SR-MK1以外の機種にも順次対応させていくことを検討している。
テプラは法人のユーザーが多いが、"MARK"は家庭という使用シーンのなかで毎日使うものとしてデザインをしてもらいたいという意図があった。従来のラベルライターは使用時以外にはクローゼットや引き出しにしまわれることが多かったが、常に部屋の中に置いておける、暮らしに馴染むデザインにすることで、スマートフォンを使っていつでも手軽に印刷できる環境づくりを目指した。
日常のなかで大切にしたいことがデザインに詰まっているという理由から、製品デザインにはプロダクトデザイナーの柴田文江を起用。デザインは暮らしの中にいつもある佇まいを意識し、家の中にある食器や花瓶のようなしっとりとした質感に仕上げたという。本体カラーは、これまでのラベルライターの黒やグレーといった色の常識にとらわれないベージュとカーキの2色展開で、ファッションやカーテン、ラグ、インテリアなど身の回りのものに合わせて選べる、暮らしに馴染むデザインとなっている。
■製品概要
製品名・品番:ラベルプリンター「テプラ」PRO SR-MK1
本体色:ベージュ、カーキ
価格:¥15,000 +消費税
発売日:2020年10月1日(木)
■お問い合わせ先
株式会社キングジム お客様相談室
フリーダイヤル(全国共通) 0120-79-8107(ナットクのパートナー)
https://www.kingjim.co.jp/