これまでに23万5千人以上の卒業生を社会へ送り出してきた日本工学院。104の専門分野が揃う中で、デザイン科ではグラフィックデザインをはじめ、イラストレーション、インテリア、プロダクトの創造性豊かなプロフェッショナルを育成する4つの専攻を設置している。
どの専攻にも共通しているのは、第一線で活躍する各分野のデザイナーが講師として指導すること。豊富な経験をもとに、一人ひとりの成長をさまざまな側面からサポートする。
基本的な学習の流れは、さまざまな実制作と課題へのチャレンジ。そこからのフィードバックを繰り返すことにより、それぞれの職種で必要な知識と技術を高いレベルで養っていく。
特に力を入れているのは、地域や企業との緊密な関係性を生かした各種のコラボレーション。蒲田校・八王子校それぞれの地元で行われるイベントポスターや、キヤノンマーケティングジャパンのレーザーポインターのポスター、三菱鉛筆の多機能ペン店頭用什器デザインなど、各種地域団体や企業などとの共同プロジェクトを実施している。
学生時代から視線を社会に向け、デザインをリアルな課題の解決へ役立てること。このような深みを持つ独自の学びが、実力と自信につながっていく。
デザイン分野を志す学生にとって、魅力的な専攻が揃う日本工学院デザイン科。たとえば、グラフィックデザイン専攻では、広告や雑誌のデザインについて学んでいく。制作に必要なリサーチから企画、プレゼンテーションまでを段階的に習得し、業界で主流となっているMacを活用したデジタルデザインについては、入学直後から身につけていく。
描くことをとことん突き詰めて学ぶイラストレーション専攻では、イラスト、挿し絵、水彩、絵本など、実際に描くことを通して、基礎力からプロの表現技法、観察力、表現力までを、手描きとデジタルの両面から総合的に養う。そのほかにも、住宅やショップの空間演出、コーディネートを学ぶインテリアデザイン専攻、雑貨や家具などのデザインをはじめ、家電などの工業デザインを学ぶプロダクトデザイン専攻などがあり、それぞれ実践的な実習主体の授業が行われている。
各専攻ともコンテストやコンペにも積極的に挑戦。近年では学生たちの作品が『デザイングランプリTOHOKU』、『JAPANTEXインテリアデザインコンペ』5年連続入賞などに輝いており、同校の確かな教育力の証となっている。