上野の森美術館にて、ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーが所蔵する、肖像画を紹介する「KING & QUEEN展」の開催期間が202010月10日(土)~2021年1月11日(月・祝)に決定。11世紀から現代まで、知れば知るほど面白い英国王室の歴史を肖像画で読み解く展覧会だ。
6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世(チューダー朝2代目)、最強国スペインの無敵艦隊を撃退、"国と結婚"し生涯未婚を通した"ヴァージン・クイーン"エリザベス1世(チューダー朝5代目)、そして現在の王であるエリザベス2世(ウィンザー朝4代目)など、チューダー朝から現ウィンザー朝まで、5つの王朝の重要なポートレート作品(絵画・写真等)約100点が来日。
ドイツ文学者で『名画で読み解く イギリス王家12の物語』(光文社新書)の著者である中野京子さんのナビゲーションで、肖像画から写し取る表情や、佇まいから辿る物語を楽しむことができる。
2020.06.04